いつも完ぺきなタイミングに恵まれているビヨンセ・ノウルズだが、このソロ・デビュー・アルバムのリリースについても例外ではなかった。『Dangerously in Love』は最高の内容で、大胆なまでに時代の最先端を行く。ストリートにぴったりマッチすると同時に、近ごろのラジオのトレンドにも仲間入りできてしまいそうな、もはや反則といっていいほどの仕上がりなのだ。元気いっぱいのファースト・シングル「Crazy in Love」は、ジェイ・Zをフィーチャーし、絶え間なく流れるシャイ・ライツのホーン・サンプルと溶け合わせることで新鮮なサウンドを生み出している。アウトキャストのビッグ・ボーイやショーン・ポールとコラボレーションしたトラックも耳のごちそうだ。一方、「Be with You」や「Speechless」といった気分転換的なチューンもしっかりと役目を果たしている。ディスク後半はバラード色が強く出すぎるが、ビヨンセの歌声をじっくりと堪能できる。(Rickey Wright, Amazon.com)

 ・ amazon : Dangerously in Love

 ・ Google Play Music : 06. Dangerously in Love (2003) : デンジャラスリィ・イン・ラヴ

 ・ レコチョク Best : 06. Dangerously in Love (2003) : デンジャラスリィ・イン・ラヴ

 ・ Spotify : 06. Dangerously in Love (2003) : デンジャラスリィ・イン・ラヴ

1. Crazy In Love
2. Naughty Girl
3. Baby Boy
4. Hip Hop Star
5. Be With You
6. Me, Myself And I
7. Yes
8. Signs
9. Speechless
10. That’s How You Like It
11. The Closer I Get To You
12. Dangerously In Love 2
13. Beyonce Interlude
14. Gift From Virgo
15. Daddy